我々は、ものづくり・製造業界のエンジニア向けに特化したダイレクトマッチング(ダイレクトリクルーティング)のプラットフォームが必要ではないかと考え、Connecting the dotsの運営を開始しました。
「エンジニア向け」といった範囲では確かに存在するのですが、ITに関するものがメインであり、例えば電気、機械、光学設計といったものづくり・製造業のものは存在しません。また、既存のフリーランス向けのサービスは、基本的には記事作成、ロゴ作成など単発でも完結する作業を対象にしている案件が多いです。
我々はConnecting the dotsのサービスの範囲として、通常の転職の他にぜひとも副業案件のマッチング(リクルーティング)にも利用していただきたいと考えております。
今までは、先述の単発の案件ではないより専門性の高いコアスキルが要求される副業案件は、人脈等を通じて獲得されてきていたのではないでしょうか。例えば、会社員時代にお付き合いになっていた会社に、独立後も仕事をもらう、といった流れが考えられます。
働きかた改革が叫ばれており、生産性向上の手段として副業は大変有効ではないかと考えますが、いまいち浸透していないと感じております。たしかに、最近になってじわじわと副業といったテーマが議論され始めたため、まだまだ発展途上な面はあるかと思います。
副業人材の運用の経験がある会社はごく少数で、ほとんどが、副業人材を管理すればよいのか手探り状態です。皆さんのまわりで副業は浸透していますでしょうか?
エンジニアは自分の能力の貢献する領域が限られている。また、転職をしてもエンジニアとして培った技術が特定の一社でしか発揮されない。これは、今までは当たり前のことだと考えられていましたが、人材不足の今の世の中では大きな問題ではないでしょうか。
また、エンジニア個人としても自分の能力をより広い領域に発揮したいという要求が心の底にはあるのではないのでしょうか。
私も技術的にはまだまだ研鑽を積まなくてはいけない未熟な部分はあると自覚していますが、前職で5年ほど勤めましたが技術的な部分で真新しいことが社内で見当たらなくなってしまい、新たな刺激を求めてAI系のベンチャーで副業を開始したりなど、いろいろと悩んで動いていた時期がありました。(結局のところ、スカウトの声をかけてもらい、転職しました。)
前に書いた副業の経験や、転職での経験はすべてその会社から直接声をかけてもらい、AIベンチャーの創業者とは参画の仕方について本音で話し合うことができ、副業というやりやすい形で働くことができました。また、自社だけでは獲得できないスキルの幅が副業を通じて広がったと感じました。
転職先も自分自身では全く自分が検討していた会社ではなく違う業界の会社であると考えていたのですが、自分の職務経歴やスキルについて注意深く見てくれ適合するかどうかを判断してくれたと思います。
副業も転職もダイレクトマッチングで、会社側から声をかけてもらいました。振り返ってみれば、この時の経験がConnecting the dotsの運営を始めたきっかけになっていると思います。
どうぞConnecting the dotsをよろしくお願いいたします。
現在、エンジニアと企業ともに完全無料でご利用いただけます。